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グルジアはどうなっているのだろう

今年も終わりになろうとしていますが、グルジアでの戦火で2000人以上も亡くなったのは8月だったのですね。ほとんど報道されることもないのですが、世界での戦火が絶えず、そこには子どもや高齢者、障がい者などがより一層苦しんでいると思います。そして、日本では自虐史観だと歴史的事実を隠蔽する軍人が跋扈しています。政治家もコントロールできないぐらいに。戦火は他所事だとは思えなくなりました。

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『沖縄 だれにも書かれたくなかった戦後史』(佐野眞一著)のなかで沖縄の太田元知事の本から戦争体験を引用しています。

太田は自叙伝の『 沖縄の決断』 (朝日新聞社・二○ ○ ○ 年)のなかで沖縄戦の体験にふれ、これまで学校で教え込まれたことと、天と地ほども隔たった日本軍の実態をまざまざと見せつけられ、あまりの衝撃に、言葉を失ったと述べている。

「戦場での体験は、わが目を疑うほど信じられないことばかりだった。守備軍将兵は戦前から、県民の生命を守るために来た、と絶えず公言していた。しかるに、私たちが毎日のように目撃したのは、それとは逆の光景だったのだ。最も頼りにしていた守備軍将兵が行き場もない老弱者や子供たちを壕から追い出しただけでなく、大事に蓄えていた食糧までも奪い取ってしまう。そのうえ、私たちの目の前で、兵士たちは泣きすがる住民に向かって「お前たちを守るために沖縄くんだりまで来ているのだから、お前たちはここを出て行け」と冷酷に言い放ったものだ。しかも、赤ん坊を抱きかかえた母親が「お願いです。どうか壕に置いてやって下さい」と泣きすがっても、銃を突き付け容赦なく追い出すことさえあった。この戦争は「聖戦」と称されていたにもかかわらず、どうしてこのような事態になったのか。私たちには理解の仕様もなく、ただ愕然と見守るしかなかった〉 

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