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3%では元に戻らない

政府は介護報酬を3%上げるという。上げないよりましだが、人材確保や待遇改善につながるかどうか分からない。

2000年に保険制度が導入されて以来、2003年とマイナス2.3%、2006年度マイナス2.4%。合計マイナス5.7%も下がっています。3%では回復しません。

保険料は当初2911円から3293円、4090円そして、来年から4270円が予定されています。

政府が今まで切り下げてきた理由のひとつに、黒字になっているというものでした。報酬が下げられれば正職員を減らして、パートを増やして、赤字を回避します。いつまでも、赤字を続けるわけにはいきません。そうすると、次期改定時に黒字だという理由をつけて、さらに切り下げてきました。本当の理由は、小泉=竹中路線の社会保障費2200億円の毎年の減額があります。小さな政府が良いことだとして、医療と福祉を切り捨て、裏では非正規雇用の確保のために、派遣法の緩和で製造業を対象にした。そして、雇用調整という解雇が進んでいるのも、非正規雇用で利益を確保してきたトヨタやキャノンです。今回の不況は天災みたいに経営者は言います。しかし、数年も前から自動車不況、サブプライムによるバブル崩壊を指摘し続けた人たちがいます。

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もうひとつの問題は、解雇された非正規雇用の人たちを福祉の現場に採用をという人と、外国人労働者を増やすことを主張している人たちがいます。この人たちの善意ではあるが隠された悪意は、福祉は奉仕であり、低賃金でも仕方がないという暗黙の前提です。さらに、誰にでもできる仕事のかのようにして、専門性を否定していることです。それでは、低賃金をいつまでも思想的に支えていくことになります。

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