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貧困を避けるための権利

今年の論壇賞に『反貧困-すべり台社会からの脱出』が選ばれたという。その著者の湯浅氏と宇都宮氏の編集による下記の「反貧困フェスタ2008」の記録です。その中で、水島氏は、次のようにイギリスの実態を知らせています。北九州市で窓口で申請すら認めてもらえかったというのが各地にあり、それは、厚生労働省の指導でもあったのです。不正受給の宣伝を絶えず流して、国民をけん制する厚生労働省とマスコミ。そうではなくて、権利として認めるイギリスなどのヨーロッパ諸国。絶えず、貧困を問題としてとらえていく市民とマスコミがあるようです。イギリスでは生活保護みたいな援助を受けるのに負い目を感じることもないと語られています。国民の側の意識改革も必要なのでしょうか。

反貧困の学校―貧困をどう伝えるか、どう学ぶか

出版社:明石書店  価格:¥ 1,575

水島宏明(日本テレビ解説委員)

この事件の後、私はイギリスに四年間、特派員として駐在しました。そこで見たのは、生活に困窮した時に生活保護のような扶助を受けることが権利として認知されている社会、そして「貧困」について積極的に報道するマスコミの姿勢でした。ロンドンの郵便局に行ってびっくりしたのは、生活保護の申請用紙が置いてあったこと。他にも障害者手当、児童手当などの用紙もありました。受給したい人は用紙に記入してポストに投函すればよく、そこから審査が始まるのです。窓口で申請用紙も渡されずに追い返される日本とは何という違いかと思いました。

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