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長生きはいいか

長生きはいいか

昨日の朝日新聞投書に「格差社会日本長生きが嫌に」という45歳の女性の方の投書がありました。「年金だけで生活できるだろうか」「働けなくなったらどうしよう。子どもに迷惑をかけたくない」などです。私などは定年終えていますので長生きがいいかどうかと問われると言葉に詰まります。そんな心配をしなくても良い社会であればいいのですが、そう簡単にはいきませんので、長生きも考えもんだというのが実感です。そんなことを考えながら電車を降りて地下鉄に乗り換えて新聞を読み続けていましたら「ひととき」欄に62歳の女性の方の投書がありました。旧満州で父が現地召集され、父から送ってきた革靴のかかと部から紙切れが出てきて「この戦争には勝てない。すぐに帰れ」と書かれていて帰ったという。様々に語られている引き上げの苦難に遭うことなく過ごして、父も16年前に亡くなったという。そして、母が90歳になり、仏壇の前で「お父さん、もう少しこちらにいてみいい」と呟いているそうです。そこには、生ききった人の姿があります。しかし、誰でも、同じ環境にはなりません。

平成18年京都市で86歳の認知症の母と息子56歳が生活が困難になり心中未遂事件を起こしました。生活保護の申請に行きますが失業保険があるからと断られ、二度と申請することもなかったとのことです。判決では「問われたのは日本の介護制度と生活保護行政といっても過言ではない」と述べられました。こうなると格差社会の長生きの不安も強くなりますが。

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