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安心社会実現会議という無駄な会議

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このほどまとめられた報告書を読んでもなんのために開いたのかさえ理解できない。

報告書によれば

「介護施設や病院といった日常生活から切り離された形ではなく、コミュニティにおける医療・介護連携の推進やそれに連動した独居高齢者に対する「住まい」の保障によって、地域の中で安心した老後生活が確保されるようにすることが重要である。この問題は、人口が急速に減少しつつある地域の集積による「まちづくり」にもつながるものである。」とされていますが、具体策のところでは住まいだけで、施設の整備のことはふれていません。特養の待機者は40万人超えているのに。在宅という名目で切り捨てています。

「レセプト(診療報酬明細)のオンライン請求(電子請求)への切り替え、データに基づいた効率的医療の推進など相対的に遅れている医療IT化への対応を速やかに進められなければならない。」

これも、無駄な投資として高齢の開業医が廃業する傾向が増えているとして、反対が根強いもので、なんら新しいものでもありません。

「無駄のない高機能な政府へ」は小泉路線の「小さな政府」であり、何も政府はしませんという宣言です。下記のメンバーを見てください。

伊藤 元重 東京大学大学院経済学研究科教授         

小島 順彦 三菱商事代表取締役社長   

髙木  剛 日本労働組合総連合会会長   

但木 敬一 弁護士   

張 富士夫 トヨタ自動車代表取締役会長   

(座長) 成田  豊 電通最高顧問   

日枝  久 フジテレビジョン代表取締役会長   

増田 寛也 野村総合研究所顧問   

宮本 太郎 北海道大学大学院法学研究科教授   

武藤 敏郎 大和総研理事長   

矢﨑 義雄 独立行政法人国立病院機構理事長   

山内 昌之 東京大学大学院総合文化研究科教授   

山口美智子 薬害肝炎全国原告団代表   

(座長代理) 吉川  洋 東京大学大学院経済学研究科教授   

渡辺 恒雄 読売新聞グループ本社代表取締役会長・主筆 

これに総理・官房長官などが加わりました。

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市場原理主義を推進してきた財界・官僚OB、連合の会長や読売新聞の会長も。この人は山口さんに激怒したと伝えられています。壮大な無駄でした。

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